猫のトイレは必要不可欠ですが、種類が豊富で初めて猫を飼う人にとっては悩んでしまいますよね。
猫は繊細できれい好きです。
清潔な状態を維持しておかなければ、ストレスになってしまいます。
そこで今回は、猫のトイレの種類や必要な個数、掃除の回数をまとめました。
猫のトイレはどんなものがいい？
猫のトイレにはまず形の違いを知っておかなければいけません。
大きく分けると、ドーム型、オープン型、ハーフカバー型、システムトイレの4種類です。
ドーム型のメリットデメリット
ドーム型は猫がすっぽりと中に入れる構造になっているため、警戒心の強い猫や臆病な猫が好む形状になっています。
メリットとしては、以下の3つがあげられます。
- 猫が安心できる
- 猫砂の飛び散り防止
- 臭い防止
猫がすっぽりと収まる形になるため、周りから見られることなく安心してトイレをすることができます。
また、猫砂の飛び散りや臭いは飼い主にとってもストレスになる点ですが、ドーム型であればその心配はありません。
デメリットとしては、大きいため室内のスペースがある程度広い方が利用しやすいでしょう。
また、もともと野良猫だった猫や仔猫の場合は猫トイレに慣れていないため、ドーム型に警戒する可能性があります。
警戒している場合であれば、オープン型やハーフカバー型で慣れてもらってから利用するといいでしょう。
オープン型
オープン型は覆うものが一切ない形状をしています。
3種類のタイプの中でも一番コンパクトな作りとなっているため、ケージに入れて利用することも可能です。
メリットは以下の3つです。
- 掃除がしやすい
- 値段が安い
- サイズが小さい
掃除のしやすさや値段が安い点から、初めて猫を飼う人にも使いやすいのが特徴です。
デメリットは、猫が少しでも安心できるような設置場所に置いてあげることと、猫砂が飛び散るので部屋をこまめに掃除しなければいけない点です。
人間と同じように、トイレをしている姿を見られることは猫にとってもストレスになります。
そのため、できるだけ人が出入りが少ない部屋(脱衣所など)に設置してあげるといいでしょう。
猫砂の飛び散りを防止する方法は、オープン型では不可能なため掃除の必要もあります。
掃除をするのが苦手、忙しくて時間が取れないという方にはおすすめはできない形状です。
ハーフカバー型
ハーフカバー型は、ドーム型とオープン型の中間的な作りとなっています。
メリットは以下の3つです。
- 掃除が簡単
- 猫砂の飛び散り防止
- ドーム型よりも値段が安い
ドーム型よりも低価格で、猫砂の飛び散りをある程度は防止してくれます。
お手入れ方法も比較的に簡単なので、このタイプのトイレも猫を飼い始めた方におすすめです。
デメリットは、オープン型のように臭いを防ぐ効果がないという点と、掃除もこまめに必要という点です。
オープン型よりも飛び散りを防いではくれますが、ドーム型のようにしっかりと防げるというわけではないため、覚えておきましょう。
システムトイレ
システムトイレは、トイレの底が二重構造となっており上段には猫砂・チップを敷きつめ、下段に吸水シートを入れて利用します。
基本的には月に1回の掃除で十分ということなので、掃除が苦手、面倒という人におすすめです。
デメリットは、上記の3つのトイレより毎月の費用がかかるという点です。
特に猫の多頭飼いとなれば、その分費用はかかります。
手間を取るか、費用を取るかお財布と相談して決めるといいでしょう。
猫のトイレの理想の個数は？
猫のトイレの個数は、猫の頭数に対して＋1個だと言われています。
特に兄弟猫でない場合や、途中から飼うことになった猫がいるという場合であれば、気にしてあげなければいけません。
兄弟猫であれば、嫌がることなく同じトイレを使用してくれる場合もありますが、途中から家族になった見知らぬ猫とは嫌がる可能性があります。
我慢させてしまったり、粗相をしてしまう猫もいるため普段からチェックしておくようにしましょう。
猫のトイレの掃除回数はどのくらい必要？
一番の掃除回数は、猫がトイレを利用するたびに掃除をしてあげることが望ましいです。
猫の排泄物は、臭いが強く放置しておくと菌が繁殖する原因にもなります。
こまめな掃除を心掛けていれば、臭いも汚れも気にならないためおすすめです。
仕事で忙しいという人でも最低1日1回は掃除してあげるといいでしょう。
トイレの本体を洗うタイミングは、月に1回程度が目安です。
日ごろからのお手入れをしっかりと行っている人でも、月に1度水洗いで綺麗にしてあげるといいでしょう。
その時に猫砂を全て新しい猫砂を新しく交換してあげると、より清潔に保つことができるため、おすすめです。
まとめ
猫は綺麗好きな生き物です。
人間と同じように、汚いトイレで放置されていると使いたくないという気持ちになるため、可能な限りトイレを清潔に保ってあげましょう。
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