猫のトイレのしつけが不要?不満のサインや先住猫がいる場合を解説!

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猫はトイレのしつけが簡単という声を聞いたことが一度はあるのではないでしょうか?

実際に他のペットと比べても猫はトイレの場所を早く、覚えてくれる傾向にあります。

今回は、しつけが不要と言われる理由とトイレに関して不満がある場合の猫の行動、先住猫がいる場合の対処方法をご紹介していきます。

猫はトイレのしつけが不要?

猫は本能的に「砂の上にトイレをする」という解釈をしています。

そのため、他のペットに比べるとしつけが比較的簡単で、失敗も少ないと言われています。

始めて猫を家に招き入れた時でも、一番最初にトイレへ連れて行ってあげることで、「ここがトイレする場所」と勝手に覚えてくれるのです。

一度、覚えてしまえばその後は自分で入るようになるため、心配する必要はありません。

もし、新しいトイレを新調することになった、猫砂の種類を変えるという場合であれば使用していた猫砂を少し混ぜてあげるといいでしょう。

自分の臭いが少しでもついている猫砂であれば、「新しい自分のトイレだ。」と覚えてもらえますし、猫も安心します。

猫がトイレに対して不満を出しているサインとは?

アメリカの「Nestle Purina PetCare」というチームが行った調査で猫がトイレに不満を出しているサインとして以下の8個が見受けられます。

  • トイレに入ろうとしない
  • 体勢を決めるまでにグルグルと周り落ち着かない
  • 片方の前足を外に出す
  • 排尿回数が少ない分、時間が長い傾向にある
  • 排泄物の臭いを嗅ぐ時間が長い
  • トイレの壁をこする
  • 使用後に何度もトイレに戻る
  • トイレに入ってから出るまでの時間が長い

トイレに対して警戒心の強い猫は、新しいトイレに入りたがりません。

我慢の限界がきてトイレに入ったとしても、臭いを必要以上に嗅いだり、グルグルと落ち着きがなく、長居をしてしまう傾向があります。

考えられる原因は以下の4つが考えられます。

  • トイレの設置場所が落ち着かない(リビングなど人通りが多い場所)
  • トイレが好みの形ではない
  • 猫が苦手な猫砂を利用している
  • トイレが汚い

猫も人間同様、トイレが落ち着かないと安心することはできません。

トイレの設置場所は人通りが少なく、風通しのいい場所を選んであげるといいでしょう。

また、トイレの形状や猫砂の種類に関しても好みが別れます。比較的に言われているのは、「固まるタイプの猫砂」を好む傾向にあるようなので、試してみるといいでしょう。

猫のトイレの種類に関しては、以下の記事で紹介しています!

 

先住猫がいる場合のトイレ事情

先住猫とは、先に住んでいる猫のことを表します。

猫は本来、縄張り意識が強く、自分の環境に新しい猫が介入してくることを嫌がる傾向にあります。

猫は、他の猫の姿をみて新しい行動やルールを覚えるという学習する能力が備わっているため、先住猫が新入りの猫に教えるという行動が一番効果的です。

しかし、猫同士の性格やライバル視してしまった後では猫が教えてくれるということは難しいでしょう。

トイレの数は猫の頭数+1個が理想なため、同じトイレを利用しなくてもいいように配慮してあげることが大切です。

先住猫と新入りの猫がケンカする、嫉妬してイタズラをするなどの行動を起こさないためにもトイレは増やしてあげることが大切です。

まとめ

猫はトイレのしつけに関して、ナーバスになる必要はありません。

猫が気持ち良くトイレを利用してくれるように配慮してあげることが大切です。

また、先住猫と仲良くなってもらうためにもトイレは重要です。

縄張り意識が強いため、猫同士の争いを無くすためにも別々に用意してあげるといいでしょう。

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